私がホメオパシーの学校を卒業して、早13年以上が経ちました。
卒業と同時くらいにハマり始めたある先生の講義があります。
ドクター・ジョシご夫妻。
人口の6割がホメオパシーを使っていて、
政府が補完医療を管轄してもいるというインドで、メディカルドクターとして、ホメオパシーのプラクティスを行なっているご夫妻との出会いは、私のホメオパスとしての成長を支えてくれている大きな出会いで、その関係性はまだまだ続いています。
昨年2019年ご夫妻がイギリスにセミナーにいらした時、ふとしたことから、本の翻訳をするチャンスをいただきました。
昨年内に出版準備はほぼ整っていたのですが、様々な事情で最終出版にこぎつけずにいた時に、コロナウイルスが全世界を震撼する状況に陥りました。
そんなわけで、出版どころではなくなっていたのですが、ここにきて、第二波がやってくるのでは、冬に向かってインフルエンザと一緒にかかってしまったら大変なことになる、というムードに加えて、ロックダウンによる精神的に不安定になる人々の数が急増していること、そして何よりあらゆる「恐怖心」が蔓延する中、この本のメッセージは世界中の人々に伝える必要があると言うことになり、ここにきて急遽最終段階が進んで、出版の運びとなりました。
本の内容は、ホメオパシーの紹介ではありながらも、それだけにとどまらない深い内容になっています。
健康とは何か?
ストレスとは何か?
人はなぜ病気になるのか?
と言うことを量子力学的視点を交えながら、解説している素晴らしい本です。
量子力学と聞くと、手が出ない、と言う人もいるかもしれないのですが、このジョシご夫妻に私が一番惹かれている理由の一つに、とても奥深くて難しい内容を、万人がわかるように解説してくれる、生徒の視点に立ったご夫妻の指導力にあるのです。この本も、彼らの講義スタイルと違わず、本当にどなたが読まれても分かりやすい内容になっていて、楽しんで読んでいただけるような内容になっています。
この2020年という年は、あらゆる意味で変化の年だと思っていますが、私たちが自分たちで自分の健康を手に入れるために、健康とは何なのか、人はなぜ病気になるのか、と言うことを根本から理解することは必要不可欠なことだと思うのです。
ジョシご夫妻のこの本は、そんなことをあなたに考えるきっかけを作ってくれる素晴らしい本で、一人でも多くの方に手に取っていただきたいと思っています。